町田商店は現在のギフトの店舗の9割を占める最大のブランドです。
提供するのは横浜家系ラーメンで、『家系を世界への贈りものに』というコンセプトで日本国内だけではなくアメリカにも店舗を出しています。
厳選した素材で作った濃厚なスープと自社工場でつくる自家製麺のこだわりの一杯を提供しています。

僕は北海道の出身で子供の頃から味噌ラーメンを食べてきましたが、東京に出てきて初めて家系ラーメンを食べた時に衝撃を受けたんです。本当に美味しかった。それで「北海道でも絶対人気が出る」と確信しました。僕がこんなに感動するほど美味しかったんだから、間違い無いと。笑
それで家系のラーメンに携わる仕事をしています。実際にギフトには全国様々な場所の出身の人たちが働いていて、沖縄から北海道までみんな美味しいと思うからこそここで働いています。
日本全国、どこに行っても最高の家系ラーメンを食べられるように隅々までこの町田商店のラーメンを届けるつもりです。

豚山は二郎系インスパイアのラーメンを提供しています。
もともと弊社代表の田川は二郎系が大好きなジロリアンで。でも、こだわりが強いからこそ最初に手を出さなかったんですね。二郎系は正直コストパフォーマンスが良くないですし。スープにこだわるだけはなくて、トッピングのチャーシューなどがヘビーなので。笑

この豚山の特徴は、そんな原価率を無視するようなこだわりのチャーシュー、店内でしっかりと炊き込むスープ、ガツっと衝撃が走るような麺など二郎系インスパイアを突き詰めているところかなと思います。
町田商店の家系ラーメンは大人も子供も楽しむことができますし、ロードサイドで展開もしていますが、その分立地を選ぶ業態でもあります。その点で豚山は多少立地が悪くても、店舗が小さくても営業することができる。コアで熱いファンも付いてくれています。その辺りも他のブランドとの違いだと思います。

ばってんラーメンとがっとんは、九州とんこつのラーメンを提供しています。
もともと九州の出身だったスタッフに「ラーメン作れる？」と言って作ってもらったらものすごく美味しかったんですね。それで店を出そうと。そんなきっかけで始まったブランドです。
こだわって作った特注の釜を厨房に入れて炊いています。家系とはまた違って美味しいです。釜を入れたりする必要があるのでどんどん多店舗展開を進めるのにはあまり向いていないですが、これから増やしていきたいと思っています。

今は大阪に店舗を構えていますが、四天王は完全にインバウンドに振り切ったブランドです。お客様は9割方が海外からの観光の方で、中国人の方が多い印象ですね。
日本の家系はやっぱり濃いめでこってり寄りなので、その部分をもう少しあっさりさせたりして外国の方が食べやすいように工夫しています。。
国や文化によって好みは違うので、ギフトのこだわりはそのままにしながら、たくさんの方にラーメンを食べていただけるように営業しているブランドです。