抜群の人気と実力を兼ね備え、お客さんの間では『INGS系』という言葉まで誕生している株式会社INGSの看板とも言える『らぁ麺はやし田』。
新宿本店は常に行列ができていて、スープ切れで営業終了…というのが日常茶飯事です!
そんな超有名人気店の店長さんにはやし田の魅力と働き方、一緒に働きたい人材についてお話を伺いました!
はやし田のラーメンについて教えてください
この二本の柱を軸に皆様に来ていただいてる感じです。
うちは鴨を結構たくさん使っているのでスープにガラの甘みが出るんです。鶏の旨味を真ん中の軸にして、外側を鴨でかためるような味のイメージですかね。鴨の甘みがデカいのかな、と思います。
あとはかえしがキリッとして、かなり角が立った感じの味になります。スープの丸みとかえしのキリッとしたバランスがすごく良いんです!
僕は毎日ほぼほぼ食べてるんですけど、やっぱりそのバランスがお客さんにも支持してもらえてるのかなと思います。
ラーメンの前はどんなお仕事をしていたんですか?
一昨年の11月から株式会社INGSに入って、今は1年と2、3か月くらいです。
元々ラーメンが好きだったんですけど、実際ラーメン業界に入ったのは興味本位ですね(笑)
ラーメン屋さんって中で何やってるんだろう?と気になって、それで入ったという感じです。
最初はキンキンラーメン道で『鈴蘭』と『はやし田』の両方に応募しました。たまたまはやし田に行ってくれという話になったんですが丁度その時に池袋店ができるところで、池袋配属になりそうだったんです。でも色々あって新宿配属になって、そのまま今に至るってかんじですね(笑)
はやし田への愛着や働く魅力は何でしょうか?
新宿本店はあんまりないんですけど、人が流動的になったりもしています。そういう中でお店を守らなくちゃな、という気持ちは常にありますし、それが愛着なのかもしれないですね。
この新宿本店は他の店舗とまた違うとは思うんですけど、毎日毎日スープを仕込んでそこにお客様がたくさん食べに来てくれます。僕はこの店舗でしか働いたことがないんですが、毎日の売り上げがデカイのでその分経験値が溜まっていくと感じますね。
あとは面倒見の良い人が多いので、確実にフォローする体制が整っているのも魅力です。
僕も未経験から1年かからないで店長に上がらせてもらって昇進のスピード感もあるので、どんどん上にあげてもらえるという実感がありますね。
やっぱり最初の働き始めは大変で、未経験で入って何をやればいいのかわからない状態で毎日の業務に忙殺されるっていう時期はありました。でもそこを乗り越えちゃえばそんなに辛いことはないですよ。
休日や福利厚生はどうですか?
あとは社員になって半年経つと有給が10日間あるので、労働時間の兼ね合いも考えながら使えるときは使っていいよという形ですね。ラーメン屋では割と休んでる方だと思います。
給料については全然問題ないというか、僕は満足する額面は頂いています。半年に一度ちゃんと賞与も出るので、相当手厚くしてもらってるというか「ありがとうございます!」という感じですね(笑)
残業は、1日の労働時間が決まっているので「それを超えないようにみんな頑張りましょう!」と言われています。うちの場合だと営業時間が11時から16時、16時から18時に閉めて、18時からスープ切れまで営業という形です。労働時間が延びてしまったときに、他の店舗は休憩時間で調節したりしているみたいです。
手当は役職手当で積みあがっていく給与体系です。交通費はもちろん出ます。あとは子供が生まれた時は5日間の休みがもらえたと思います。実際に休んでいるスタッフもいますよ!
昇進のステップはどんな感じなんでしょうか
どの店舗もリーダー・副店長・店長という流れだと思います。
これから店長になる時には面談するといったルールができるらしいです。僕らの時はまだ決まりとかはありませんでしたが、面談は副店長になる時にしました。だから今もこれからも面談は必ずあるんじゃないかな、と思います。
働いている方とお客さんについて教えてください!
女の子のスタッフもいますよ!ホールの作業とかがあるので。ホールは必ず一人ベタ付きでやっているので、女の子は4、5人います。鳳仙花の方がもうちょっと多いかもしれないです。
うちは毎日440人いかないぐらいでスープが終わっちゃうので、スープが終わったら営業はそこまでです。スープ切れは早い時だと20時ぐらいには無くなってしまうこともあります。平日だと21時には無くなっていると思いますね。
お客さんは特に決まった年齢層があるわけではなくて、学生さんも年配の方も関係なくいらっしゃいます。あとは土地柄で外国の方がすごく沢山来られるので、メニュー表示とかもわかりやすく工夫している部分はあります。
一日の流れを教えてもらえますか?
肉の仕込みをする人とスープを温めたり作り始めたり、卵を仕込む人が9時入りで大体2人です。その後にまた別の仕込みをやる人が10時に2人入るという感じですね。11時のオープンまでに必ず終わらせなきゃいけないラインがあるので、それに合わせて確実に終わらせます。
営業中の仕込みは一定の決まったものしかやらずに確実に営業前に終わらせる!っていうスタンスじゃないと今の回転だと持たないので。営業中の仕込みは手が回らなくなってきてるので、朝にガッとやって終わらせた方が必ず楽になるので頑張ってます。
お昼の営業は16時までなので、休憩中はご飯食べて寝る!って感じですね、ここで体力を溜めとかないと(笑)
18時から営業を再開してスープ切れまで営業して、スープ切れした後はお客様が帰られてから本格的に閉め作業をします。レジ閉めだったり発注だったりという作業があるので、それやるとジャスト1時間ぐらいですかね。
例えば21時にスープ切れして21時半にお客様が全員帰られたら、そこから1時間で22時半くらいまでが実際の労働時間になります。
スープはどのタイミングで仕込むんでしょうか?
ガラを入れて、鶏を入れて、水を張ると灰汁が出てくるので、灰汁をよーく取っていきます。そのあと水の量を満水にして炊き始めています。そこからは温度管理があるので、灰汁を取りながら浮いてくる鶏を沈めながら温度も見て、火を絞っていくという感じですかね。麺上げの人間か仕込みの人間がスープを見ています。
限定メニューの材料の仕入れ先を社員が選べたりするんですか?
正直やった事がないので詳しくはわかってないのが本音なんですけど、びくびくしながらこんなこと聞いていいのかな、みたいに構えてる感じはないですね。人それぞれだとは思うんですが僕は厚かましい部分があると思うので「いいのかな?」と思ったら聞きますし、構えるんじゃなくてコミュニケーションを取りながら働く事ができます。
限定に関しては、うちのノドグロも限定という形ではあるんですけど、2種類くらいで正直十分だと思っています。冬季のメニューで今は担々麺をやっていて、それが夏場になると冷やしになる感じですね。
十分というと言い方が合っているのかわからないですけど、レギュラーの醤油とノドグロのラーメンでお客様が来られるので限定を出しても杯数が伸びないというのもあるんです。
やっぱりお客さんは醤油とノドグロを食べに来るという印象なので、こまめに限定を作っても…というイメージです。需要と供給が一致しないんじゃないかなと思うので、限定には特に力を入れたりしていません。
店舗の運営にスタッフは何人くらいいてほしいですか?
今うちは大体5人でやっているんですけど、その0.5の分はみんなでフォローしながらやっているイメージですね。なので本来だったら6人が理想ですけど、まぁ5人でも行けまっせ!という感じでしょうか(笑)
アルバイトでもスープの仕込みとかガッツリやってもらえます。誰じゃなきゃダメとか資格とかないので。麺上げとトッピングは別ですけど、他にはそんなに決まりもないですね。やりたければドンドンやりましょう!
アルバイトからの社員登用もあると思いますよ。働き始める時に社員希望で入るかどうかは聞かれると思うんですけど、アルバイトでも途中から社員になりたいって言えばなれると思います。
どんな人と一緒に働きたいかメッセージをお願いします!
高校生は働ける時間に限りがあるので学校が終わって18時頃から22時までしか働けないんですが…もしメリットを感じてもらえるのであれば、うちは大丈夫です。年齢の上限も特にはありません。
らぁ麺はやし田新宿本店でお待ちしております。是非一緒に働きましょう!