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鶏そばと煮干しそばの人気店“花山”店長に聞く『働きがい』について

株式会社INGSの系列店である中野の『花山』。
他の店舗とは違った味わいのスープでラーメンを提供するこちらのお店で、店長さんに花山の魅力とココでこそ感じられる働きがいについてお話を伺いました。
ラーメンに対する情熱と働きやすいと感じる環境について、ご紹介します。

花山の特徴を教えてください

鶏そばと煮干そばの2つを出しているんですけど、どちらも店でスープを炊いています。鶏そばに関しては大山鶏と薩摩軍鶏も使用した端麗の清湯スープで、鶏の味がすごく出てる美味しいスープになってますね。
煮干そばに関してはこの店独自の製法でミキサーにかけたり煮干しを煮出したりとかして、一番ダシを取っています。それを動物スープと合わせてダブルスープにしているんですが、組み合わせることでとても濃厚な仕上がりになっています。
この店はもともと系列店の『鈴蘭』だったんです。それを去年の4月に屋号を『花山』に変えまして、鈴蘭で出していた銀の煮干そばをベースにして作っています。

なぜラーメン業界に入ったんですか?

僕は元々病院で働いてました。看護師をやっていたんですが、好きなことで仕事をしたいなと思っていて…。もともとラーメンが好きで、つけ麺ブームが来た時に「このまま病院で働くよりも好きなことしたいな」と強く思ってラーメン業界に入りました。
最初はこのINGSではなくて別のお店にいて、そのあと独立しました。独立自体はうまくいってたんですがレシピを取られてしまいまして…。それで就職先を探したという感じです。
決め手は煮干しそばをやったことがなかったのと、家が中野にあって鈴蘭の煮干そばが好きだったので勉強したいと思って入りました。

株式会社INGSや花山で働く魅力は何でしょうか?

普通のラーメン業界と比べると大分柔らかいというか、社風がフレンドリーだと思います。上司の人も優しくて接しやすいし、一緒に働いている仲間も色んな人がいるので面白いです。
ラーメン業界って昔ながらの職人気質というかちょっと厳しいイメージがあると思うんですが、そんなことなくて良い雰囲気で働けています。
毎日スープを炊いていますので、それを毎日ちゃんとやるっていうのはやりがいです。お客様に提供する前に必ず味見をしているので、そこまでこだわって確認するっていうのはこだわりだし大事にしています。
お客様に「ごちそうさま、美味しかったよ」と声をかけてもらえたりとか、厨房とお客様の距離が近いので、スープを飲んだときに思わずこぼれた「うわぁ、おいしい…」っていう言葉が聞こえてくるとテンション上がりますね!それが何よりの働きがいかなって思います。
今は社員が二人しかいなくて、バイト子もいるんですけど、もう少し人が入ってくれると嬉しいです。ぜひ!

限定ラーメンはお店で考えているんですか?

今の限定は『烏賊煮干ラーメン』です。これは1日に10食しか出してないんです。
限定は鈴蘭なら月に3回やっているんですけど、花山は今人が少ないんで無理せずって感じで出していますね。
もう少し人が増えればちょこちょこやっていこうと思っています。限定は店長だけでなく誰でも作れるので「こういうのどうですか?」って言ってもらえたら試作して、美味しかったら出そうか!ってなります。みんなで作っている感じです。

休日や仕事の時間について聞かせてください

休みは月8日頂いています。
自分がシフトを組んでいるんですけど、前半の1日~15日の間で4日間休みを作り、16日から月末でまた4日間休みを作るって感じにしています。大体3日行って1日休みぐらいのペースです。シフトは月2回に分けていて、人が足りていれば連休も取れると思います。
1日のシフトは9時~20時、11時半~23時半、12時半~0時半、3人いればこの3パターンですね。
営業時間は平日11時半開店の23時半閉店、日曜日は23時に閉店しています。
1日の流れとしてはまず朝9時に出勤しスてープやチャーシュー、薬味、たまごなどを仕込みます。そのあとホールの掃き掃除など外の準備をしてお店のインスタグラムとTwitterを更新して、11時半にオープンです。
基本的には営業と並行して仕込みもしていますね。
閉め作業は洗い物が中心で、あとは会社へ売上などの報告をして終わりです。早いと24時には終わります。

お客さんとスタッフさんはどんな方でしょうか?

平日は120~130人、土日は170~180人くらいの来店があります。土日は多いと200人いく時もあったりして結構忙しいです。
お客様はサラリーマンの方が多いですが、女性のお客様も今増えてきていますね。ラーメン屋でテーブル席があるのは珍しいので、土日はお子様連れのファミリーも多くて。常連さんも多いです。
スタッフは女性だとアルバイトの20代の方が1人、男性が30代の社員2人、アルバイトが1人います。
アルバイトの方には洗い場、ホール、トッピングなどをメインにやってもらっていますが、長く働いている方には麺上げも任せています。
アルバイトから社員登用もありますよ!自分も元々アルバイトからスタートして、今店長まで任せてもらっています。

店長になるまでの流れについて教えてください!

まず平社員から始まって、慣れてきたらリーダー、そこから副店長になって最後に店長って感じの流れです。更に店長の中でも三段階ランクがあって、役職ごとに給料ももちろん変わります。仕事内容の違いは特にないんですが、毎月の業務評価と毎月の売上達成率でお店が評価されるようになっていて、順位がつけられるんです。それによって店長ランクが上がったり下がったりする仕組みで。覆面のファンクルも導入されていますね。
副店長には原価の管理だったり、管理的な業務を任せています。店長になると人件費なども含めたお店の運営の全てを担当して、会議に出てお店の状況を報告したりと仕事の幅も責任も広がる感じです。

どんな方と一緒に働きたいですか?

ラーメンが好きな人ですね!
あとは毎日のやりがいを見つけながら働ける人。ただ単に仕事をこなすのは誰でも出来るし飽きてしまうので、それよりも毎日の仕事に対して自分で目標を決めて考えながら働ける人に来てほしいなと思います。
INGSとしては社交性のある人ですかね。社員は社交的な人が多いので、誰でも受け入れられる職場だと思います。
年齢はあまり考えなくて大丈夫です!50代の方も働いていますよ。
初めてだとわからなくて心配になったりなかなか最初の一歩を踏み出せない部分があると思いますが、一歩踏み出してしまえば意外となんとかなります。みんな優しい人ばかりなので、ラーメン好きな方、是非一緒にやりましょう!

鶏そば煮干しそば花山の店長のインタビュー動画をご覧ください!

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